桃の節句。

こんにちは。


えんける道具店です。



明日、3月3日は「雛祭り」。


ひな祭りは「桃の節句」といいますが、もとは「上巳(じょうし)の節句」と言われていたそう。


季節の節目の日で、春を喜び無病息災を祈る日でした。


古来より縁起の良い奇数の重なる日はめでたい反面、今日に転じやすいとされ、人々は災いを払うために人形に役を移し、川へ流していたそうです。



時代が変わりやがて雛人形を飾り、女の子の成長を祝う行事へと変化していったそうです。



官中の婚礼の様子をあらわしている雛飾り。

片付けが遅くなるほど、婚期が遅れるとも言われていますよね。


もともとひな祭りは水に関わる行事の為、雨水のころ(2月19日頃)に飾るのがよく、遅くとも雛祭りの一週間前には飾るべきとされています。


また片づけるのは雛祭りの翌日が理想的だそうですよ。


早く飾って、早く仕舞うのが吉となりそうです。



変化を遂げた行事、「桃の節句」雛祭り。


女の子だけでなく、子供たちの成長を願う日として、過ごされてみてはいかがでしょうか。




0コメント

  • 1000 / 1000